しばらく、私たちはティータイムをした

ティルは、クッキーが気に入ったらしくたくさん食べていた

「そういえば…ティルは、ウィルを探しているの?」

「はい!!ウィル クロード様を探しています。椿様は居場所知らないんですか?」

「うん。ごめんね」

「そうですか…」

ウィルの居所を知らないことを聞くと、ティルはションボリとしてしまった

「あっ、じゃぁ私もウィルを探してあげる。だから、落ち込まないで」

私は、ティルに笑顔で言った

ウィルを探すのは、怖いから嫌だけど…

ティルには笑っていてほしかった

だって、ティルは笑った顔の方がいいから

「本当ですか?」

落ち込んでたティルの顔も一気に明るくなった