私心*君心*恋心*愛心

―バサッ


本が落ちる音と同時にギュッと抱きついてきた、マキちゃん。


「ハルアキくんが好きなの。私以外の女の子に触られたくないの。」

「マキちゃん…」

「ホントは私…ツンデレなんかじゃないよ?好きな人にどんな風に接したら、いいのかわからないの。だから…だから…」


そう言いながら、潤んだ瞳で俺を見上げてた。


―ドキッ


その顔がめちゃくちゃ愛しくて、俺の腕の中に閉じ込めた。


「ハルアキくん?」

「俺…今、すげー幸せ!マキちゃんに初めて好きって言われた!ヤバイかも…」

「えっ?」

「我慢できないかも…。マキちゃん、ごめん!」


一言謝り、マキちゃんの口唇に自分の口唇を重ねた。

口唇を離すとマキちゃんは潤んだ瞳で恥ずかしそうに頬を赤く染め、俺を見上げている。


「…ごめん。」

「どうして謝るの?私はうれしいよ?」


うれし恥ずかしそうに笑って見せるマキちゃんがかわいくて、胸がキューンと高鳴った。


「マジ、うれし過ぎて…死んでしまうかも!」


××××××××××××××

「マキちゃ~ん♪」

「なに?」


いつものように放課後、図書室で過ごす俺達。


「好き♪」

「私も好きだよ。」


にっこり笑って好きと言ってくれるマキちゃんが愛しくて、チュッと軽く口唇にキスをする。


「もう!」


頬を膨らませ、怒って見せるマキちゃんがこれまた愛しくて、今度はギュッと俺の腕の中に閉じ込めた。


俺以外のヤローの前ではツンデレでいてね。


*END*