「………………あーぁ……」





俺は決めた。








好きな気持ちってどうこうできるもんじゃないだろ?









両思いなのに我慢するなんて




俺はそんな馬鹿なことはしない。





したくない。

















「あ−ぁ、人がせっかく我慢してたのに。中北、どうしてくれるの?」


















「え…?」





中北は動揺を隠せない様子だ








「教師と生徒なんて辛いだけだぞ?」








俺は






中北を壁に押し付けた。













「俺も中北が好きだよ」



















中北はまた目に涙を溜め出した。










何をしたって中北が愛しいんだ。