家に帰ってもドキドキが止まらない。
「あぁ~!!やばい私死んじゃうかも~!!心臓病?新種の病?」
「はぁ!?姉貴高校上がってもっと頭おかしくなったんじゃね??」
…と弟の優が冷静に突っ込みを入れる。
「そういえばえみったら入学早々遅刻したんだって?さっき先生から電話あったわよ?…まったくこんなんだったら仕事休んで入学式行けば良かったわ…」
「げっ…バレてるしっ!」
「もぅ~…しっかりしてよね~明日は遅刻しないでよ!」
「はぁ~い…」
「ぷっ…、だっせぇ~」
優がバカにした様に鼻で笑った。
「…あ!そうそう、えみ仏壇の花そろそろ変えておいてちょうだい。明日にでも花買って来てさ」
「…え?…あぁ!そだね、萎れかかってるや」
──そういえばもうすぐ7年になるんだ…早いなぁ…
私の家は母子家庭。7年前に父はガンで亡くなった。それからずっと家族3人で暮らして来た。
母と弟の優と私。
お父さんが亡くなってからお母さんが働く様になって、自然と優と2人で家事をしたりする様になっていった。決して贅沢はできなかったけどでも今はそれが当たり前だから、これが私の幸せ。
「あぁ~!!やばい私死んじゃうかも~!!心臓病?新種の病?」
「はぁ!?姉貴高校上がってもっと頭おかしくなったんじゃね??」
…と弟の優が冷静に突っ込みを入れる。
「そういえばえみったら入学早々遅刻したんだって?さっき先生から電話あったわよ?…まったくこんなんだったら仕事休んで入学式行けば良かったわ…」
「げっ…バレてるしっ!」
「もぅ~…しっかりしてよね~明日は遅刻しないでよ!」
「はぁ~い…」
「ぷっ…、だっせぇ~」
優がバカにした様に鼻で笑った。
「…あ!そうそう、えみ仏壇の花そろそろ変えておいてちょうだい。明日にでも花買って来てさ」
「…え?…あぁ!そだね、萎れかかってるや」
──そういえばもうすぐ7年になるんだ…早いなぁ…
私の家は母子家庭。7年前に父はガンで亡くなった。それからずっと家族3人で暮らして来た。
母と弟の優と私。
お父さんが亡くなってからお母さんが働く様になって、自然と優と2人で家事をしたりする様になっていった。決して贅沢はできなかったけどでも今はそれが当たり前だから、これが私の幸せ。

