いつかこんな風に告白されるんだろうとあたしも薄々気付いていたものの…

いざこう言われて、どう答えたらいいか分からない…。








「まぁ…元々俺の一目惚れっつーかさ、一方的だったからダメもとだけど…えみちゃん支える自身はあるし!絶対悲しい思いとかさせねぇからさ…」



そう言い終わった後に照れた様子で両手で髪ををぐしゃぐしゃにし、頭を抱えてテーブルにぐったり倒れこんだ。



なんか…可愛い…。



翔太君の想いがストレートに伝わって来る。


真直ぐな想い…。





あたし…翔太君の想いに応えたいな…
明広への想いを断ち切れるか不安だけど、翔太君と一緒に居たいかも…









あたしは、テーブルに頭を付けてぐったりしている彼の手を取り、笑顔でOKサインを出す。