もう泣かないで

池田君は私を見るなり、


「良かった無事で。」


私は、「ごめん」とつぶやいた。



「誤らなくてもいいよ。」


違うの私が言いたいのはそう思った時、



又カミナリが鳴った。



私は恐くて池田君にしがみついてしまった。



池田君は、大きな腕で私を抱き締めてくれた。



「大丈夫だ僕がいるから。」


小さくうなづいた私は、池田君の腕の中にいた。



暖かな腕の中で私は幸せだった。