もう泣かないで

気がつくと池田君も、私と一緒に窓の外を眺めていた。


しばらくの間二人でそのままいた。



そこへ真希が入って来て、


「二人で何をしてるの?部活へ行こうよ。」



私はなんだか慌ててしまい、一人教室を出た。