学校に着き、教室の前に張り出されたクラス表を見た。 え~っと…。 私の名前はどこだ? A組から順番に見ていく。 「「飛鳥!」」 C組のドアのところから、親友の歩美(アユミ)と美空(ミク)が声を掛けてきた。 「あっ!歩美!美空!おはよ~」 「飛鳥!また同じクラスだよ!」 「ホント!?」 私は、C組のドアのところまで走って行く。 「やったね!」 歩美と美空と手を取り合って喜んだ。 教室の中に入って、あらかじめ決められていた自分の席に着いた。