【先生×生徒シリーズ】ふたつの恋物語


ソーダ味の甘すっぱい味が口に広がる。


先生の口から私の口へ飴が入ってきた。


先生が唇をそっと離す。



「甘すっぱい…」



私は先生の顔を見てクスッと笑った。



「泣きやんだ?」


「うん」



先生との4回目のキスは、ソーダ味のキスだった。