【先生×生徒シリーズ】ふたつの恋物語



先生からの突然の告白。


小さかった頃、飴のお兄ちゃんに言ってたことが現実になった…。


私の夢が叶った瞬間──。


私の目から大粒の涙がこぼれ落ちた。



先生が私を優しく離すと、



「どれがいい?」



って、飴を出してきた。



「飛鳥は泣き虫だから、飴がいくらあっても足りねぇな」



先生はそう言って笑うと、飴を口に入れた。



「飛鳥」



先生がまた私を抱きしめる。


そして、先生の顔が近付いて…キスしてきた。