【先生×生徒シリーズ】ふたつの恋物語



「何乗りたい?」


「えっ?あっ…じゃーあれ!」



私はジェットコースターを指差した。



「おっ!いいね~。じゃー行くか!」


「うん!」



私と先生は手を繋いだままジェットコースターまでダッシュした。


あまり並んでなくて良かった。


1番前に乗り込む。



「ドキドキするね」



私は先生の方を見て言った。



「なんだ怖いのか?」


「怖くなんかない!」


「ホントは怖いんだろ?」



先生がフフって笑う。



「怖くないもんねぇ~だ」



私は先生にベーって舌を出した。