早瀬といたときとは、また違う感じ。 早瀬といたときは、南国にいるような何もかも暖かく包んでくれる。 そんな感じ。 でも、朔耶は・・・ 北国にいるような、胸が切なくて苦しくて辛い。 対極な二人だと思う。 「あの少年の名は」 いつもよりぶっきらぼうの朔耶。 何か、怒っている? 「朝生(あそう) 早瀬だよ」 どちらとも、名前みたいな感じだ。