「翠の番号は間違えていない」 何か、呼び捨てされているし。 「ちなみに、俺もここに住むことになっているからな」 タバコを再びふかす朔耶。 「はあ?」 そんなの聞いていない。 「なぜ、見知らぬあなたと住むのよ!!」 せっかくの一人暮らしが!! 「俺と住みたくないのかい?」 うっとりとする甘い声。