山本と亜美に「お先に」と言って、教室を出る。 もちろん、雫と手を繋いで。 「…廊下、暗いね。」 雫の手の力が少し強くなる。 確かに、放課後の特に薄暗い時の廊下は不気味だ。 「暗いとこ、怖ぇの?」 俺がそう言うと、雫が頷いた。 「バカ!俺がいるだろ!」