女の家に着いた。
ドアに付いている郵便受けに、封筒を入れた。軽い音を立て、封筒は中に落ちていった。
<これで・・・。>
思わず笑い声が漏れそうになる。それをグッと堪え、いつものように帰ろうとした。あとは呪いが実行されるのを待つだけだ。
その時だ。ドアがゆっくりと開いた。