『おはよー!真唯。ねぇ~、何で昨日連絡くれないんだよぉ~(涙)』
美加が朝から、たかだか一日連絡しなかっただけで、‘寂しかったよぉ~’っだって…
やれやれ………
して、また来ちまった。
‘Day’に
‘カラ~ン♪’
『遅いぞ!指定席取られてるぞ。』
マスターの言葉に二人同時に、テラス注目
『あっ、あの2人組だ♪』
先に反応したのは、美加だった。
『カウンターでいい。』
『おまえら来たら、‘テラスにどうですか?’って、伝言頼まれてたぞ。』
マスターがニヤニヤしてる…
‘このジジイ…’
『いらん!!誘うなら自分で誘えっつぅ~の!』
こっちをチラチラ見てるっぽくて… 『あぁ~いう、'俺カッコイいし…'みたいなの腹が立つ!!』
『ほおぉ~…』
ニヤついたマスターまでもがしゃくにさわってきた。
この最悪な印象が、始まりだった…