一番嫌いな展開。
あの後口を開いた佑弥は…
『‘したかったから。’』
と、答えた。
ーーーーーーーーーーーーーーー 『美加…。』
『ん~?』
『キスされた。』
『ん~、よかったね。誰に?』
『ん~、佑弥。』
『……………?』
ピンポンみないなかいわに、美加の沈黙。
美加首傾げてる。
『…えっ!え~~~~~!!』
佑弥って誰だろうと考えていたんだろう。
『美加、驚きすぎ。』
『えっ、だって…んでどうすんの?真唯。』
『どうするも何も、初対面だよ!おかしいでしょ!』
『ん~まぁ~。』
『彼女もいるやつだよ。遊び人?』
『えっ、彼女いるんだって?』
『いや、確かめてはないけど、ほら…‘あいつ送って…’って、あれは女でしょ!』
あぁ~~~。
2人で納得して、天井を見つめ頷く。
『じゃあさ、』
ニヤニヤしながら美加が顔を近づける。ちょい、押され気味に私はひいた…
『もし、ただ、しただけとかなら、それってムカつくじゃん!』
まさか…あれですか?
『美加…?』