「んそれでそれでどうなったの」



「うん…それから…。」



「マサちゃんお客さん」



「あすみません。今すぐ行きます

ゴメンな。俺、仕事だからまた今度。」



「今度っていつ」



「俺は毎日、火曜日以外ここにいるから。いつでも来なよ。」



「そしたら話してくれる」



「ああ…あ…すみませんお待たせして。」






俺はそう彼女に言って仕事に戻った。



彼女はそれでもまださっきいたベンチから大声で叫んでいた。


「絶対だからね」と。