その日の夜…俺は親父に婚約解消の話をしようと思い実家へ戻った。 10時過ぎ…親父は寝室のベッドに横になりテレビでニュースを見ていた。 「あ…まだ起きとった」 と何でもない言葉で俺は本心を隠した。 すると親父は俺の様子が変なことに気付き 「どうしつか何か話があっとか」 と俺に助け船を出したのだろう。 親父の表情にはいつになく優しさが見え隠れしていた。