生徒が増えたことで塾を会社組織に変え、新たに先生を二人採用した。 他にみさきの弟がアルバイトとしていて4人で上手くやっていた。 しかしそれも一年が経つ頃、塾に債権取り立て業者のようないかつい電話が頻繁に、一人の先生あてにかかってくるようになった。 その先生はまだ20代の半ばで、ある日仕事の後で彼を呼び止め話を聞くと 彼のお父さんが福岡で事業に失敗し、自己破産したということだった。 それでその会社の負債の一部を彼が返済しなければならないのだという話だった。