「あは…はは」
冷静になれ、俺。
考えたらあり得ないってわかるだろ。
尾根先生…
いくら嫌いなオカマ先生だったとしても、
信じられないくらい大量の宿題を出され続けたとしても、
殺したいほどイラついても。
行動に移すわけはないんだ。
俺はこう見えても一般常識というか、人としてやってはいけないことは知っているつもりだ。
しかも、気付かない内に殺人とかSFじゃないんだから。
マンガやら小説やら、映画やらに影響されすぎだな、俺。重症。
「でも…ま、
容疑者はまだ、殺人を認めていないわけだし…
健ちゃんって可能性も0ではないかもねっ?」
「やめろー!(恥)ほんと…誰にも言わないでくれ…」
