チカはパタパタと何かを準備して、
俺の所に来た。
「はい。
ココア。
飲める?」
「ここあ…?」
「飲んでみて。
暖かいよ。」
俺はチカが持ってきた、
『ココア』という物を飲む。
「…。」
「あれぇ…?
微妙って顔してるね。」
「なんか…。」
「甘い?」
「たぶん。それ。」
「ごめんねっ。
自分の趣味でつくっちゃった…。」
チカははにかんだ。
俺は…、
なぜかドキドキする。
「ちょっと待ってね!」
その後、
またチカはちょっとそこまで行って、
何かを持ってきた。
「レモネード!」
俺はまたそれを飲む。
「…!」
勝手に目が閉じる…!?
「すっぱい…よね。
ごめんね。
加減が難しいな。」
チカは『うーん。』と、言ってまた何かを探しに行った。

