「あーさむっ…」 一人でつぶやいてはみたものの 寒いものは寒い、 鼻から吸う空気は尖がっている気がしたくらいだ マフラーで口元を隠してあるく はいた息は白く宙を漂っていた おはようございます、 そう同じアパートの住人に声をかけ足を進める ひさしぶりに通学路を歩いた、 18日ぶりだろうか 徒歩で15分という距離にある学校へは多くの学生が行きかう場所にある。 マナーの悪い学生のせいで歩きづらいけれども、もうこの道を歩いて1年とちょっと。 だいぶなれた。