しんじられん

フィニッシュは
手で。

すぐイってくれてよかった。

たわいもない話をして

シャワー浴びて

あたしにとって一番重要な時が来る。

援交しといてゆえたもんじゃないけど

これでもあたし、お行儀いいから。

お金なんて 貰う身分で急かせません

「これでいいかな?」

そうゆって差し出された福沢諭吉は

二人だった。

やったあ!やったあ!

跳ねて喜びたいのを抑えて

「ありがとうございます」

それだけゆってリュックのポケットにしまった。

お財布にしまっていいものかよくわからなくて

ポケットにしまうのも適当そうな気がして。

またタクシーで待ち合わせた駅へ向かう

彼は駅へ

あたしは

ふたりが待つガッコへ戻る。

茶道部の活動場所

保健室。

まったくやる気のない変わったガッコだよ