「いらっしゃいませ~」 今日も相変らずお客さんが多い。 もちろんそのお客さんは… 「溝端君ーっ!」 「俊くん!!」 …俊さんファンばかり。 レジは二つあるのに… 俊さんのレジにしか列は出来ず… 私の立つレジに並んでくれるのは 仕事中に缶コーヒーを買いに来るオジサンくらい。 「ピッ…ピッ…」 俊さんはといえば熱烈なファンに嫌な顔ひとつせず、 一人ひとりに笑顔で応えていた。