「ねえねえありさっ!楠本先輩かっこよくない?バスケ部なんて知らなかったよー。」 「まあ、かっこいいね」 「何それ、適当じゃーん。ありさがいつもいってるあの変なイケメン君よりはかっこいいよ」 「だーかーらー、変て言うな!変て!」 「ごめんごめん」 そんな話をしながら私達も教室へと戻った。 授業が始まって先生が何か話しているけれど、何も頭に入らない。 何を聞いても右から左へと流れてく。 『バスケ部...かあ』 さっきからモヤモヤするその原因は “バスケ” その単語だった