はちみつ恋愛

「ねぇねぇ」



「ん??」



「先生に怒られなかった??ごめんね、起こせなくて」



悪目立ちしていた私に声をかけてくれたことが凄く嬉しかった。



「ううんっ!!」



それになんていい子なんだと思った。

私が寝ていたのが悪いのに。



「あたし酒井紅音っていうんだ」



「私は佐々木夏菜。よろしくね」



「よろしくね夏菜。」



紅音は清潔感のある女の子らしい子だった。

友達になりたいって思った。