はちみつ恋愛

「わかりました…」



この教室は居心地が悪すぎる。

なぜか机を挟んで向かい側に先生がいて近い。

しかも先生は立っているから威圧感たっぷり。



「先生もう帰ってもいいですか…?」



というか帰らせて下さい。

あなたといると危ない気がします。



「罰の内容聞かなくていいのか?」



満面の笑みで凄く楽しそうにしている。

あんた確実に楽しんでますよね?



「全力でご遠慮しておきます」



帰ろうと椅子から立ち上がりバッグに荷物を詰め込む。