「キョウコちゃんだよねえ?」 「うん。何?」 「俺、リョウ。よろしく!」 「どうも。」 このそっけない会話が リョウと私が初めてした会話。 リョウは明るい。 男女からとにかく人気。 だから会った時から 「私とは正反対」と思っていた。