優しい声

いきなり笑いがこみ上げて
きた。

「ははっ・・・ははははは〜」

思う存分笑った。

自分は何をしているのだろう?
何がおもしろいのだろう?

どうして生きているのだろう?

笑いの次は
涙だった。

目から悲しみが
こぼれ落ちた。
たくさん。
たくさん。