翌朝、朝まで飲んだ恭介であったが全くのシラフ状態で会社に出社していた
現実逃避をしたものの、結局朝まで《加藤久美子》の顔が離れず、何の気晴らしにもならず朝を迎えたのである
(俺はどないなったんや?)
恭介は自分自身の変化に戸惑い、必死に抵抗していた
(昨日あれだけの女の子に囲まれても普通におれたやん…なんでたった一人の女の事が頭から離れんのや?)
戸惑いも無理は無かった
恭介は恋愛感情や親子の絆、友情というものにどちらかというと否定的であった…
小さい時から親には愛情をかけられた記憶も無く、夫婦仲も悪く偽りの夫婦愛しか見せられておらず
物心付いた頃から喧嘩早く同年代に限らず年上にまで畏怖の目で見られていた…
しかし本能からか、女の子や後輩に対しては昔から優しい一面を持っていた
