佐奈が出てった後、うちはちょっと考えた。

佐奈はうちに相談事があって、相談内容は相馬の事。

相馬達が来て、佐奈は相馬が顔をのぞきこんだ途端に叫び声をあげ、椅子からたった。

そしてうちが佐奈を見たときは少し顔が赤かった気がする。



…って事は…。

まさか佐奈は相馬が好きなの!?


まさかね…。佐奈に聞かなきゃ分かんないか。


うちが考えていると。

「おーい!朱奈までどうした?」

「泉斗…。何もないよ?」

と言うと。

「なんだよー!朱奈までー!」

泉斗が拗ねる。

「いや、ホント何でもないって」

泉斗がまた疑ってる。