「いただきまーす!!」

と、みんなは大声をあげた。
しかし、みんなが食べてる間私は戸惑っていた。
それに気づいたのか朱未が



「どうかした??」



「えっとね、私カップラーメン食べたことないの。」





「・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!??」




「ちょっと待って!!東京てカップラーメン売ってねえの??」

遼がまず言ったそれに由和、朱未と続く。

「えっそんなわけないでしょ!!いやまぢ見間違いぢゃね!!?」

「本気で!!?本気で食べたことないの??」


私は頷いた。すると相変わらず海を眺めている歩が久しぶりに口を開いた。




「親、なんの仕事してるの?」

「●●会社で・・・」

「もしかして社長?」

「あ・・・うん」

「やっぱそうか。」