「咲羅、アナタ、泣いてるじゃない・・・大泣きよ・・・」
変なことをいう。私は泣いてなんかいないのに、沙織は泣いているという。
「心の中が・・・助けてって・・・泣いて叫んでるのが聞こえる。ねぇ?もっと素直になりなよ。強がらずに、助けてもらわないと、もっと自分がどうなるか分からなくなるわよ」
「沙織・・・」
そっか・・・泣いてるのは心なんだ。
心では否定していても、もしかしたら心の奥底で自分を信じてくれる人を探していたのかもしれない。
よく、沙織は気がつけたなぁと思う。
「人ってね、大切な何かを守ろうとしたときに、本当に強くなれるものなのよ。私も、大切なアナタのためなら、命をはってでも守れると思うわ」
「沙織・・・っぅ・・・ありがと・・・ありがとう・・・沙織・・・ごめんね・・・信じてなくて・・」
「もう泣かないのっ!さぁ、帰ろっ!暗くなっちゃった」
「うん!」
大丈夫。もう迷わない。いじめだって怖くない。
だって、こうやって親友が自分のことを考えてくれてる。
沙織なら信じれる。約束を守ってくれる。
だって・・・抱いてもらったときの温もりは
とっても暖かかったから・・・・
変なことをいう。私は泣いてなんかいないのに、沙織は泣いているという。
「心の中が・・・助けてって・・・泣いて叫んでるのが聞こえる。ねぇ?もっと素直になりなよ。強がらずに、助けてもらわないと、もっと自分がどうなるか分からなくなるわよ」
「沙織・・・」
そっか・・・泣いてるのは心なんだ。
心では否定していても、もしかしたら心の奥底で自分を信じてくれる人を探していたのかもしれない。
よく、沙織は気がつけたなぁと思う。
「人ってね、大切な何かを守ろうとしたときに、本当に強くなれるものなのよ。私も、大切なアナタのためなら、命をはってでも守れると思うわ」
「沙織・・・っぅ・・・ありがと・・・ありがとう・・・沙織・・・ごめんね・・・信じてなくて・・」
「もう泣かないのっ!さぁ、帰ろっ!暗くなっちゃった」
「うん!」
大丈夫。もう迷わない。いじめだって怖くない。
だって、こうやって親友が自分のことを考えてくれてる。
沙織なら信じれる。約束を守ってくれる。
だって・・・抱いてもらったときの温もりは
とっても暖かかったから・・・・

