その頃、沙織は玄関で待っていた。
(もう30分も経つなぁ・・・もしかして、またいじめられてるんじゃ・・・!)
沙織は不安になり、待っているのをやめて、校舎の中に咲羅を探しに行った。
しばらく、探したが、結局見つからなかった。
あと思い当たるところといえば・・・
(・・・っトイレ!!!)
一番玄関に近いトイレ。
入ってみると・・・・
そこには、乱雑に髪の毛が落ちていた。
「・・っ咲羅っ!!!!!」
いきなり沙織の声が聞こえて、頭を上げる。
「さ・・・・・おり・・・・」
長かった髪の毛が乱雑にショートヘアーになっている。そんな私を見て、沙織は私を抱きしめた。強く・・・でも優しく・・・
「なんで・・・・言ってくれなかったの・・・言ってくれたら、助けたのに・・・」
泣きそうな声で言ってきた。
「・・・私、1度葉月に裏切られたの・・・。守ってくれるって言ったのに・・・凛の言いなりになって、さっきだって私のこといじめるのを手伝ってた・・」
涙も流さず、表情も変えず、ただただボーッとして私は言った。
「もう、誰も信じない・・・信じても裏切られるぐらいなら、誰も信じないで一人で生きているほうが幸せ」
「私は絶対に裏切らないっ!!!命かけても、約束は守る!今までだって、そうだったでしょ?親友になるって約束したから、ちゃんと親友になれたんじゃない」
「・・・・・・・・」
沙織は私の体を離して、向き合っていった。
(もう30分も経つなぁ・・・もしかして、またいじめられてるんじゃ・・・!)
沙織は不安になり、待っているのをやめて、校舎の中に咲羅を探しに行った。
しばらく、探したが、結局見つからなかった。
あと思い当たるところといえば・・・
(・・・っトイレ!!!)
一番玄関に近いトイレ。
入ってみると・・・・
そこには、乱雑に髪の毛が落ちていた。
「・・っ咲羅っ!!!!!」
いきなり沙織の声が聞こえて、頭を上げる。
「さ・・・・・おり・・・・」
長かった髪の毛が乱雑にショートヘアーになっている。そんな私を見て、沙織は私を抱きしめた。強く・・・でも優しく・・・
「なんで・・・・言ってくれなかったの・・・言ってくれたら、助けたのに・・・」
泣きそうな声で言ってきた。
「・・・私、1度葉月に裏切られたの・・・。守ってくれるって言ったのに・・・凛の言いなりになって、さっきだって私のこといじめるのを手伝ってた・・」
涙も流さず、表情も変えず、ただただボーッとして私は言った。
「もう、誰も信じない・・・信じても裏切られるぐらいなら、誰も信じないで一人で生きているほうが幸せ」
「私は絶対に裏切らないっ!!!命かけても、約束は守る!今までだって、そうだったでしょ?親友になるって約束したから、ちゃんと親友になれたんじゃない」
「・・・・・・・・」
沙織は私の体を離して、向き合っていった。

