高校生の頃は、想像もしていなかった。




頼以外の人と、生涯をともにする事。




ずっと、頼だけだと思ってた。




なのに今、あたしはここにいて、
頼以外の人と、笑っている。




今でも忘れられないのは、
頼との過去。




眩しい日々。




今のあたしには、少し眩しすぎる。




毎日が、たくさんの気持ちで溢れていた。




不安、嫉妬、愛しさ、嬉しさ、幸せ。




頼といられれば、なんだってよかったんだ。




あの頃の、あたしは。