一緒にいられるなら、
なんだってよかった。




どんな関係だって、
あたしには、関係なかった。




“恋人”“幼馴染み”“親友”。




本当に、なんだって。




なのに、それさえも、
許してはくれなかった。




ねぇ、一人で忘れるなんて、
ずるいよ……。




あたしにとって、今でもあの時の記憶は輝いているのに。




忘れなくちゃいけないの?



頼(ヨリ)…。