「おはよ、結月」 「おはよー」 今日もあたしの隣には友恵。 マキと奈々は既に前の席に座っていた。 「なぁ、なんかボーッとしてんで?大丈夫?」 「え、うん。」 今日は色んなことがあったから頭がついて行かない。 「あの‥ね、友恵」 「うん?」 「今日朝からバイトしてきたんだけどさ‥先生がね、ウチのコンビニに来たんだ」 「えぇ!?松宮先生が?」 「そう。あたし‥全く冷静に対応出来なくてさ、ほんとドキドキしちゃった」 「そりゃそうやろなぁ。んで?」 「先生‥あたしの名札じっと見てた」