ラブレター




「え!!せっ‥」


‥んせいと続くハズの言葉を飲み込む。



ダメじゃん、バレちゃうってあたし。ま、せ‥セーフかな?


勢いよく顔を上げて見上げた先には大好きな先生。


聞き間違うわけはない。


一言も聞き漏らしのないよう傾けてた声‥好きな人の声だもん。


反応が遅れたことが悔やまれるよ。



「‥えせ?」


先生はきょとんとした顔であたしを見る。


ギャー
先生見ないで!!


顔熱いよー!!



「き‥気にしないでください‥」


もう‥恥ずかしい。


てか完璧変な店員じゃん あたし。