雷空 雷鳴響き渡る空 自らを主張し 自らを示す 人々に自らを証明させるかのように 川の一雫より小さく 特異な自らに不安を抱き 自らの存在を示そうとする 視覚と聴覚と脳に焼き付けるように 傷つけそうなのに 滅多に傷つけはしない 自らの境と大地を結び 全ての緑を慈しむ 荒ぶるようで 繊細で優しい そんな空