「やっぱソラと顔似てるね」 「そうかなぁ~?」 ウミくんは、メチャメチャ顔が整っててイケメン…。 そんな子と私が双子だなんてね…。 「―――ソラっ」 「えっ」 急に名前を呼ばれたと思ったら、目の前にはウミくん。 「ちょっと来て」 そういって、ウミはソラの手首を引いて早歩きで教室を出た。