ケータイ恋愛小説家のレビュー一覧
4.9
キャラがちゃんと生きているのです。 設定があり、きちんとそこに収まるキャラクター。 これがあるからこそ、お話が活きてくる、キャラを活かしたお手本作品です。 評価は★4つ。 文章がたまにゴチャっとなるのがタマに傷。 生き生きと動く登場人物たちがこ気味の良いテンポでストーリーを展開させてくれます。 笑えたり、キュンときたり、ちょっとクスンとさせてくれたり。 感情と一緒にキャラをきちんと動かせるのは作者さんのウデですね。 女の子にはオススメします。 そんな感じ。
主人公の気持ちが痛いほど伝わってきて、感動でした!! 脇役の人物設定がしっかりしていて、どこを読んでいても飽きないという状態でした。 ページのめくりは止まる事を知らず、夜中までずっと読んじゃいました~(>∇<)b 世界中の人も認める作品だと思います! 書籍化してほしいですね~・・・!
主人公・小菅日向は、高校1年生。実は、『ヒマワリ』という名前のケータイ小説作家でもある。 彼女の描く小説は、女子中・高生から絶大な人気がある。 ところが、そんな『ヒマワリ』の作家生命に危機が…。 等身大の女の子の恋する気持ちが、丁寧に描かれた作品です。 笑いがあって、切なくて、もどかしくて…。 長編が気にならず、先へ先へと、頁を捲ってしまいます。 『ケータイ恋愛小説家』という設定が、皆さんへの温かいエールになっています。是非、お読み下さい!
笑って、笑って、 泣いて、きゅーっとなって、 泣いて、笑って、…… 笑う。 恋愛というモノは、そんな出来事の繰り返しでできている。 そしてきっと、恋愛において特別な人なんていない。 だから誰もが、辛さも、痛みも、幸せも経験する。 繰り返す。 例えばそれが、ケータイ恋愛小説家であってもおなじこと。 一人じゃないよ。 みんな一緒だよ。 極上のストーリーと最上のラストの後、私の胸の中はそんな、あたたかな希望でいっぱいになった。 恋愛は勿論、まっすぐに突っ走ることに臆病になっていた私に、勇気をくれたこの素敵な作品へ、感謝の言葉を送りたい。 ありがとう。