椿と望実は2人して目をまん丸く
見開いてあたしを見る



「...なに?」


「それって本当!?」


「うん....はい、コレだよ」


紹介状を鞄から出して
椿と望実に見せた



「ほんとうだぁ.........

夢亜はどうしたいの?」


あたしは.......好きだよ?
でも、行って何か変わることはあるだろうか....


後悔しないだろうか


少しの間で
あたしはすっかり臆病者になってしまった



「行きたい......けど.....
行きたくない.....。」






やっぱり結論が出せないあたし
やだな.....こんなあたし



「ギリギリまで悩んでみたら?
今答えださなくても時間はあるんだから


で、いつなの?」




「明日...」


「えっ!?明日なの?」


「うん.....。」

明日までに決めないといけない....