狡猾なカンケイは引き続く

呼び鈴より短い会話を済ませると、そのまま電話を放り投げた。


洗面所へ戻る。


「またか…」


昨日のこの時間も。


一昨日も、その前も。


これで、今週3度目の電話だ。