「横田さん…」 あの男の人の名前は、横田さん。 写真でも笑顔で写っていた。 みなみが、 「指名出来るんだって!!指名したら〜??」 「うんっ!!!」 とは言ったものの…、 なんだか恥ずかしくなってきてしまい、 指名はしない事にした。 指名しないまま、教習所に通い続けた。 卒業するまでには、横田さんに当たるよなっと思っていた。