サンタクロースに恋をする

『今しがた。可愛いお嬢様ですね? 』


店長と呼ばれたその人はあたしの右手を取ってうやうやしくお辞儀した。


(誕生パーティーって...しかもここホストクラブだよね? )


『ルイさ...。』


『さぁ、行くわよ! 』


またもや強引なルイさんに引きずられるようにして店に入る。


そこには。