『...んんっ...。』


ロイがしっかり抱きしめてくれる腕の中で、あたしの身体は意志とは関係なく、小さな痙攣を繰り返した。

『はぁっ。』


大きく息を吐くと。


『すみません...止まらなくて。』


やっぱり申し訳なさそうに顔を赤くして謝るロイが愛しくて。


あたしはロイの胸に顔を押し付け、


少し笑った。