『僕はそんな可愛らしくはありません。 』


『そう? 真っ白でふかふかで...。』


言い終わらない内に突然唇を重ねられる。


『...犬はこんな事しませんよ? 』


『...んっ...。』


『ああ...結界を張った方が良いですね...今日の僕は紳士的に振る舞えそうにありません。』


そう言ってロイは軽く息を吐くと指を鳴らした。