『もう...龍とは出来ない。』


『くくっ...あの白髪のガキに惚れたか? 』


(なんで? ロイの事知ってるの? )


『お前...俺の知り合いに会っただろ? 』


龍に言われて思い出す。


(ロイの胸ぐらを掴んでいた男。龍を知ってた!)


『だから何? 』


強がってみたけれど何もなしに龍がこんな事言うわけがない。


顔から血の気が引くのが分かった。