『この子が咲ちゃん? 龍、可愛らしい子ね? 』


『ルイ...うるせぇぞ。』


(なんだか機嫌悪い...。)

『咲...ガキはまだ寝てる時間だ。』


『.....。』


いつもなら反抗しないけど今日は別。


あたしだって最悪な気分なんだから。


『はっ...いい度胸だ。』


髪を指で鋤いて眼鏡を外すと龍は突然ルイさんにキスをした。